雨の日に幼児がゴロゴロするのはつまらないからだけじゃなかった!

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雨の日に幼児がゴロゴロしていると「まだ子供なのに朝からゴロゴロしていて大丈夫?」と心配したり、「遊んでもらえなくてつまらないからよく寝るの?」とプレッシャーを感じたりするママもいるでしょう。

 

けれど幼児が雨の日にゴロゴロして寝てしまうのは、つまらないからだけではありません。

雨の日の気圧の低さを幼児の体は敏感にキャッチしている!

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雨が降ると気圧が下がるため、大人でも身体がだるくなったり痛んだりする人が多いのですが、幼児は大人以上に気圧の変化を感じやすいです。(子育てサイト「マーミ―」より)

 

例えば、飛行機や新幹線。耳が痛くなって泣く乳幼児が多いのは、気圧の変化を身体が敏感に感じ取っているから。

 

ですから雨の日に幼児がゴロゴロしたりよく寝る姿を見て、「つまらないのね。可哀想だからどこかに連れて行ってあげよう」なって思う必要はないのです。

猫はゴロゴロするのが当たり前だけど幼児はダメって決めつけてない?

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子猫がゴロゴロしていても可愛いと思うだけですが、やがて自立して働かなければならない人間の幼児がゴロゴロしていると心配になるのが親心。

 

でも人間だからこそ、幼児だからこそボーッする時間もゴロゴロする時間も必要。

 

脳は普段何気なくボーッとしている間に休憩していますが、幼児は大人より刺激を受けやすく脳を使っているのですから、ボーッとする時間がないと疲れてイライラすることもあります。

 

何ごともバランスですので、雨の日ぐらいはゆっくりのんびり過ごさせてあげてもよいのでは?

雨の日の幼児とのお出かけはレインコートが必須

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雨の日の幼児との自転車での外出方法や室内外での遊び方を知っておくと、元気だけどつまらないからゴロゴロしている幼児に雨の日ならではの体験をさせてあげられます。

 

雨の日のお出かけにレインコートを着る大人は少ないのですが、幼児の場合は傘が上手にさせないため、レインコートが必需品。

 

もちろん早い時期から小学校入学に備えて傘の練習をしておくことも必要ですが、風の強い日に幼児が傘をさすのは危険!レインコートのフードも飛ばされてしまいがち。

 

ですから雨の日に備えて幼児用のレインコートとレインハット、長靴と傘を用意し、風の強さを見ながら傘の使用を検討するとよいでしょう。

幼児の傘の練習は風のない日の雨上がりがおすすめ!

先日、風がほとんどなく雨が降ったりやんだりの日に、幼児がレインコートに長靴を履いた姿で、傘をさして歩いていました。

 

しばらく様子を見ていると、予想通り突然傘を外して引きずったり、しゃがみこんだりしていましたが、お母さんは黙って様子を見ていました。

 

その瞬間「ああ、このお母さん賢い!」と思ったんです。

 

雨の日に傘の練習をさせていると、傘が重くてしゃがみこんだり外したりするためどうしても注意しなければならず、それでもダメなら雨の中抱っこで帰宅。

 

子供も自分もビチョビチョになるだけでなく、何より精神的に疲れて参ってしまいます。

雨の日こそが幼児の知育の絶好のチャンス!自然を使って早期教育

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日頃幼児と一緒に行動する母親にとって、雨の日は憂鬱な気分がさらに増しますが、実は雨の日ってお金をかけずに知育ができるチャンスだって気づいていましたか?

 

雨の日は独特な香りや湿気、地面のぬかるみや水溜りの様子、生き物や空などのいつもと違った変化を、外に出るだけで幼児が五感で感じられます。

 

大人には当たり前に感じられる変化ですが、様々な物事から新鮮な刺激を感じられる幼児にとっては、買い与えられたおもちゃ以上に刺激的。

 

幼児期に自然の様々な様子を五感を使って体験出来た子は、小学校入学後の理科や国語などが理解しやすく、絵や音楽など芸術面でも幼児体験を表現しやすいです。

雨の日は室内でも幼児の創造性を高められる!

「知育ができるからって、雨の日に幼児と外出なんてしたくない!」と思う人は、室内遊びを充実させるのもおすすめです。

 

子供の頃に体験させてあげたい室内遊びも色々あるので、幼児が興味を持てそうな遊びに落ち着いてじっくり取り組ませてあげましょう。

雨の日をポジティブに受け止めて幼児の楽しい日にしてあげて

雨と聞くだけで憂鬱な気分になる大人が多いのですが、雨の日が嫌な日と幼児に刷り込まないためには、大人がポジティブに受け止めることが大切。

 

人間と雨は切りたくても切れない関係なのですから、楽しんでお付き合いする方法を幼児期から教えてあげたいですね。