10連休どうだった?明けてからの登園拒否には落ち着いた対応を

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今年は10連休となったGWですが、子育て中は大型連休や夏休みなどの長期連休明けになると、幼稚園児の登園拒否が増加します。あなたはつい子供にイラッときたり不安になったりしていませんか?

子供の登園拒否にイラッとするのは逆効果!

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登園拒否で親がイラっとくる理由は、子供の気持ちがわからない、あるいは自分の思い通りに動いてくれず自分が困った状況に追い込まれるから。

 

気持ちは分かりますが、イラついて気持ちを子供にぶつけると状況はますます悪化します。

 

被害を最小限に食い止め子供の健全な成長を促すには、我が子の気持ちを理解し、受け入れてもらえたと子供に感じさせることが必要です。

幼稚園児が登園拒否をする理由とは?

我が家の長男の場合は年少の時で原因は母親と離れる不安、長女は年長で友達とのトラブルでしたが、子育てサイトマーミ―の幼稚園に行きたがらない登園拒否の理由や対応の記事を見ても、幼稚園に行きたがらない理由は様々。

  • 連休前に友達とトラブった
  • 幼稚園で苦手なことをするのが嫌
  • クラス替えや担任替えでまだ落ち着かない
  • 転園直後でクラスになじめない
  • 自分が他の子より劣っていると感じているから
  • 自由がきかず我慢が必要だから
  • 母親と離れる不安
  • 赤ちゃん返り など

「幼稚園に行きたくない!」には発達に応じた対応を

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同じ幼稚園児でも満3歳児や年少児、年中児、年長児では心の育ちが違います。

 

原因も漠然とした不安から具体的なトラブルへの不安が増えるため、同じ対応が好ましいとは言えません。発達の状態を考えた対応が大切。

 

元保育士が教える幼稚園の先生が幼稚園に行きたくない子への対応が子育てサイトママリナに掲載されているので、参考に見てみましょう。

満3歳児や年少児への対応:先生を信じて笑顔で送り出す!

まだ母親や慣れた環境と離れ、見知らぬ人達の中に入る不安が強い年齢。母親の影響を強く受け共感しやすいので、笑顔で楽しそうに送り出しましょう。

年中児への対応:登園より親子の信頼関係を優先!まずは話を聞いて

自分の気持ちや経験を親に話したい子が増える年中児。困った時こそ話す大切さを教えるチャンス。

 

話を聞かず「とにかく休んじゃダメ!」と頭ごなしに対応すると、子供は次第にHELPを言えなくなり、問題をこじらせる子に成長してしまいます。

 

登園より親子の信頼関係を優先させる対応が大切。年中になると行かなければならないことはわかっているので、話しを聞いて共感することで問題に立ち向かう勇気が生まれるのを待つことも大切です。

年長児への対応:先生に相談してサポートをお願いする

年長児の場合、グループや友達の問題が登園拒否の原因のほとんど。中には担任の対応に問題があり幼稚園に行きたくないと言う子もいますが、いずれにせよ先生の手助けが必要です。

 

幼稚園の先生の仕事には、園児へのサポートも含まれているので迷惑を心配する必要あありません。

 

我が子や他の子供達への影響を重視し、早めに先生の力を借りて協力してください。担任の問題は主任や園長に相談しましょう。

先生は対応してくれない?間接的なサポートにイラつかないで

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幼稚園の先生のサポートは子供自身が解決する手助け。子供達が自ら謝りやすい状況を作ったり、話し合える場を設けたり、一緒に遊べる機会を用意する等の間接的な介入です。

 

そのため親からはじれったく感じられ、イラついたママの口から出た愚痴を耳にすることもありますが、トラブルを子供自身が自分の力で解決すれば、将来に役立つ大きな自信となります

 

大きくなるとサポートが受けられなくなるため、先生のサポートの意義を理解し、共に子育てをする協力者としてよい関係を築きましょうね。