産後の肥立ちが悪いと育児が大変!甘く見てると痛い目にあう?
産後の肥立ちが悪いため、朝ドラ「まんぷく」の福ちゃんは夜盲症のようになりましたが、栄養事情が悪い昔だけでなく、今も産後の肥立ちが悪くて苦労する人は少なくありません。
産後の肥立ちが悪いと育児が楽しくない!
産後の肥立ちが悪いとは、産褥期の回復が遅れることです。とにかく体調が悪くて辛くて、育児が負担になってしまいます。
赤ちゃんをしっかり育てたい、守りたい、というママの想いとは裏腹に、体は「休め~」「寝ろ~」とお世話の邪魔をしてきます。
産後のママは母性本能のスイッチがONになると、自分の食事を抜いてまで赤ちゃんのお世話をしようすることもあるのですが…。
残念ながらその結果、必要な栄養や休息をとれないために産後の肥立ちが悪くなる、という悪循環に陥ってしまいます。
しかも気分まで落ち込んで産後うつになる人もいて、とにかく育児がドンドン辛くなってしまうんです。
産後の肥立ちについて家族で話し合っている?
産後の肥立ちには栄養や休息が非常に大切ですが、産後はママ一人の力でそれらを十分にとることはできず、家族に提供してもらうことが必要です。
ところが多くの男性は、残念ながら食事を用意することはできても、栄養まで気にすることはできませんし、翌日も仕事があるため日中や夜の赤ちゃんのお世話はできません。
そのため産後のママの中には、実家に頼れず退院後すぐから料理や洗濯をし、ほとんど寝られずに肥立ちが悪くなったという人が今でもいます。
実は私もその一人。やってくれるという夫のセリフを信じたものの、夫の仕事がとにかく忙しく、連日コンビニ弁当ばかりで洗濯物もたまる始末。
母乳の質も悪くなるので結局全て自分でやって夜中に高熱を出し、乳腺炎にもなっていて、赤ちゃんと産院に再入院になりました。
「頑張りすぎたね。ゆっくり休みなさい。」と医者に言われ、涙を流しながら久しぶりに熟睡できたあの瞬間が忘れられません。退院後は驚くほど育児が楽になっていました。
もしタイムマシーンに乗って過去の自分に会えるなら、「産後ひと月はファミリーサポートとか夫以外の他人にお願いして、とにかく無理しちゃだめ!」と言いたいです。
産後の肥立ちを侮らないで!
産後のママは気持ちが赤ちゃんのことばかりになりがちですが、本当に赤ちゃんの幸せを考えているなら、産後は肥立ちが良くなるように心身の健康に気づかいましょう。
産後ハイになって眠れないママもいるため、「私は大丈夫!」と無理をしがちですが、産後は前触れもなくある日突然体調を崩すことがあるので、責任感が強く根性がある人は特に注意して下さいね。